青森県つがる市富萢町(旧 車力村)の内科・小児科クリニックです。総合診療、プライマリケア診療を行っています。

男性医師のイラスト院長紹介・
クリニック名の由来

小笠原 幸裕(オガサワラ ユキヒロ)

経歴
つがる市(旧木造町)出身。
昭和61年青森高校卒業、平成4年聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業。
平成4年川崎医科大学附属病院総合診療部(総合臨床医学教室)に入局。
奈義ファミリークリニック、日本原病院、須藤病院での勤務を経て、平成14年よりファミリークリニック希望 院長。

モットー 小さな事からコツコツと

趣味 スポーツ観戦

資格
平成 4年 医師免許

平成 9年 日本内科学会認定 内科認定医

平成11年 プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
http://www.primary-care.or.jp/about/index.html

平成18年 日本内科学会認定 総合内科専門医
http://www.naika.or.jp/nintei/nintei_top.html

平成23年 日本ACLS協会認定 ACLSプロバイダー <成人救急医療の資格>
https://acls.jp/public/dispatcher.php?c=CourseType

平成24年 日本ACLS協会認定 PALSプロバイダー <小児救急医療の資格>
https://acls.jp/public/dispatcher.php?c=CourseType

”ファミリークリニック”とは

 病気は患者さん本人を苦しめるだけでなく、家族の問題にもなります。病気を治し、上手にコントロールすることは家族のためにもなることです。また家族の状況が患者さん本人の治療を良くも悪くもします
 私は患者さん1人のケアだけでなく、家族を含めたケアを、家族の皆さんと共によく相談しながらやっていきたいと考えています。そういう医師が集まって「日本プライマリ・ケア連合学会」という学会をつくり、研鑽を行っております。
 私は20数年来この学会に所属し、先輩をはじめ、同僚・後輩たちと切磋琢磨してきました。家族を含めたケアを行う医院・クリニックの医療を「家庭医療」と言います。その実践を支える学問を「家庭医療学」、実践する医師を 「家庭医」と言います。
 心配なときは、患者さん本人だけでなく、家族の方もどうぞお気軽に相談にいらしてください。家族のご意見や情報は治療に良い結果をもたらすものです。

”希望”とは

 ファミリークリニック☆希望の「希望」には、2つの意味をこめて命名しました。
  1. 患者さんのご希望を尊重したい
  2. どんな時も常に希望をもって前向きに生きたい
 私はクリニックにおける標準的な医療を提供すると共に、患者さん自身のご希望を尊重した医療を行いたいと考えております。そのためには患者さんの抱える症状や問題にどう対処したら良いのか患者さん自身のご希望を是非お聞きしたいと考えております。患者さん自身のご希望を解釈モデルと言います。
 しかし、患者さんは医学に関して、あまりよく知らないのが実情です。患者さんの言うとおりにだけやっていては間違った医療になってしまうこともあります。

 そこでどうすれば良いのか。答えは簡単です。

 患者さんは希望を言う。医師も意見を言う
 そしてお互いによく相談した上で何をどうするか決めることが大切です
 <協調体制、協力関係をつくることです>

 そのやり方としてLEARNの方法が勧められています。
 isten … 患者さんの希望を聴く
 xplain … 医師のアドバイスを説明する
 cknowledge … 患者さんと医師の考えの違いをお互いに認め合う
 ecommend … 患者さんと医師の考えの違いを踏まえ、妥協案を提案する
 egotiate … その妥協案でよいか患者さんと医師がよく相談する

みなさんのご希望(考え)をお伝えください。

  1. どんな病気が心配ですか。
  2. 何がきっかけ(原因)で悪くなったと思いますか。
  3. どんな治療をしたいと思いますか。
  4. 検査をした方がよいと思いますか(どんな検査をした方がよいと思いますか)。
  5. 大きい病院に行きたいと迷っていますか(他の病院に紹介状を書いて欲しい時は遠慮なくおっしゃって下さい)。
  6. その他思うことがあれば心の中にしまっておかないでお話しください。
 当院では、初めて来院された方、久しぶりに来院された方、急病の方等には問診票を記入していただいております。問診票には遠慮せずに解釈モデル(=皆さんの御希望)を記入していただけたら幸いです。

ファミリークリニック☆希望
院長 小笠原幸裕